
トイレつまりや蛇口の水漏れ、キッチン・洗面所・お風呂の排水不良など、水回りのトラブルは突然発生します。普段どおりに設備を使えなくなるため、「一刻も早く直してほしい」と焦って水道修理業者を探す方も少なくありません。
しかし、その緊急性につけ込み、広告で見た金額とは大きく異なる料金を請求したり、必要性を十分に説明しないまま高額な修理や設備交換をすすめたりする業者とのトラブルもあります。
「基本料金980円」「数千円から対応」などの安い表示だけで依頼先を決めず、作業前の見積もり、消費税を含む支払総額、追加料金が発生する条件を確認することが大切です。
このページでは、水道修理の現場に20年以上携わってきた経験をもとに、高額請求につながりやすい手口、一般的な料金の考え方、安心して依頼できる業者の選び方、すでにトラブルが起きた場合の対処方法を解説します。
水道修理のぼったくりとは?
高額請求との違い
一般的に「ぼったくり」と呼ばれるのは、作業内容や一般的な価値に対して著しく高い料金を請求された場合や、事前に説明された内容とは異なる費用を作業後に請求された場合です。
ただし、見積金額が高いという理由だけで、直ちに悪質な請求とは判断できません。水道修理の費用は、トラブルの原因、作業の難易度、使用する部品、作業時間、訪問時間帯などによって変わります。
例えば、同じトイレつまりでも、トイレットペーパーによる軽度のつまりと、便器の奥へ異物を落とした場合では必要な作業が異なります。
軽度のつまりであればローポンプなどで改善できることがありますが、異物の位置によっては便器の取り外しが必要になる場合もあります。そのため、作業内容が違えば料金にも差が出ます。
重要なのは、料金が高いか安いかだけで判断するのではなく、次の内容について納得できる説明があるか確認することです。
- どこに異常が発生しているのか
- どのような作業が必要なのか
- なぜその作業方法を選ぶのか
- 作業料金と部品代はいくらか
- 出張費や点検費は含まれているか
- 追加料金が発生する可能性はあるか
- 消費税を含む支払総額はいくらか
料金が高い理由を具体的に説明できるか、作業を始める前に支払総額を確認できるかが重要です。
水道修理でぼったくり被害が
起こりやすい理由
水道修理では、家電製品のように商品ごとの販売価格が決まっているわけではありません。現場を点検しなければ原因を特定できないことが多く、同じ症状でも必要な作業が異なります。
利用者から見ると料金や作業内容を比較しにくいため、十分な説明がないまま契約すると、高額請求などのトラブルにつながることがあります。
突然のトラブルで冷静に判断しにくい
「トイレの水が流れない」「蛇口から水が止まらない」「排水口から水が逆流している」といった状況では、生活への影響を早く解消したいと考えるのが自然です。
しかし、急いでいると料金や契約条件を十分に確認できず、業者から提示された内容をそのまま受け入れてしまうことがあります。
修理料金の相場を比較しにくい
水道修理の料金は、作業方法、設備の種類、使用する部品、配管の状態などによって変わります。電話で症状を伝えただけでは、正式な料金を確定できない場合もあります。
相場を把握しにくいことから、提示された見積もりが適切なのか判断できず、必要以上に高い契約をしてしまうケースがあります。
広告の最低料金と支払総額が異なる
「基本料金980円」「作業料金数千円から」などの表示は、修理代金全体ではなく、一部の料金だけを示している場合があります。
訪問後に作業費、出張費、点検費、部品代、廃材処分費、時間外料金などが加算され、広告から想像していた金額を大きく上回ることもあります。
電話で問い合わせる際は、最低料金だけではなく、一般的な作業で想定される総額と、別途発生する可能性がある費用を確認しましょう。
専門的な説明を判断するのが難しい
水道設備の構造や修理方法に詳しくない場合、「配管をすべて交換する必要がある」「今すぐ工事しないと危険」と説明されると、不安になって契約してしまうことがあります。
本当に交換が必要なケースもありますが、修理で改善できる可能性や、ほかの作業方法がないかについても確認することが大切です。
作業前に料金を伝えない業者がいる
作業前に見積もりを提示せず、「すぐ直るので大丈夫です」などと説明して作業を始め、完了後に初めて高額な料金を伝えるケースがあります。
緊急時であっても、原則として作業前に修理内容と料金を確認してください。原因調査の途中で追加作業が必要になった場合も、追加作業を始める前に再見積もりを求めましょう。
作業前に見積書が提示されない場合は、料金が確定するまで作業を始めてもらわないことが大切です。
水道修理でよくある
高額請求の事例
水道修理の高額請求には、いくつか共通するパターンがあります。実際の料金は現場状況によって異なりますが、必要な理由を十分に説明されないまま高額な修理をすすめられた場合は、すぐに契約せず内容を確認しましょう。
ここでは、当社へ寄せられるご相談でも聞くことがある代表的な事例をご紹介します。
ケース1|料金説明がないまま作業を始められた
業者が到着したあと、「すぐに直ります」「簡単な作業なので大丈夫です」と言われ、料金の説明や見積書がないまま作業を始められるケースです。
作業完了後に初めて金額を伝えられ、想定していなかった高額な料金を請求されることがあります。すでに作業が終わっているため、断りにくい状況になってしまいます。
水道修理では、原因調査をしなければ正式な料金を確定できないことがあります。しかし、原因と必要な作業が分かった段階で、作業を始める前に料金を説明してもらうことが重要です。
見積書や料金説明がない状態では、「作業を始める前に金額を教えてください」と確認しましょう。
ケース2|軽度のトイレつまりで便器交換をすすめられた
トイレットペーパーによる軽度のつまりであれば、ローポンプなどの作業で改善することがあります。
一方で、便器や排水管の状態を十分に説明されないまま、「便器が古いので交換しなければ直らない」「このまま使うと再発する」と言われ、便器一式の交換をすすめられるケースがあります。
便器の破損、部品供給の終了、内部へ異物が入り込んでいる場合など、実際に交換や便器脱着が必要になることもあります。ただし、すべてのトイレつまりで便器交換が必要になるわけではありません。
交換を提案された場合は、つまりの原因、交換が必要な理由、つまり除去だけでは対応できない理由を確認してください。
ケース3|必要性が分からないまま高圧洗浄をすすめられた
キッチンや洗面所、浴室、屋外排水管のつまりでは、高圧洗浄が有効な場合があります。排水管の広い範囲に油汚れや汚物が蓄積している場合は、管内を洗浄することで流れを改善できます。
しかし、排水トラップ付近の軽度なつまりなど、ほかの方法で改善できる可能性がある症状でも、最初から高圧洗浄だけをすすめられるケースがあります。
高圧洗浄を提案された場合は、つまりが発生している場所、排水管の状態、ローポンプやトラップ清掃などでは改善できない理由を確認しましょう。
高圧洗浄そのものが不要な作業というわけではありません。必要な理由と洗浄する範囲、料金の内訳を確認することが大切です。
ケース4|蛇口の部品修理ではなく本体交換だけを提案された
蛇口から水がポタポタ漏れる、レバーの根元から水がにじむといった症状は、パッキンやカートリッジなどの消耗部品を交換することで改善する場合があります。
ところが、部品の状態や修理できない理由を説明されず、「古い蛇口なので本体交換しかありません」と高額な商品への交換をすすめられるケースがあります。
蛇口本体を10年前後お使いで劣化が進んでいる場合や、メーカーの修理部品が供給終了している場合は交換が適切です(メーカーも修理費重複を防ぐ為に蛇口交換を推奨)。それ以外でいきなり交換からすすめられたときは、修理部品の有無、本体の使用年数、修理と交換それぞれの費用を確認しましょう。
ケース5|作業中に追加料金が次々と増えた
最初に提示された見積もりへ、作業中に「別の場所も詰まっています」「この部品も交換しなければ直りません」などの追加作業が加わり、最終的な料金が大幅に増えるケースです。
作業を進める過程で、最初の点検では分からなかった不具合が見つかることはあります。その場合でも、業者の判断だけで追加作業を進めるのではなく、追加する内容と料金を説明し、お客様の承諾を得る必要があります。
追加作業を提案された場合は、作業を一度止めてもらい、次の内容を確認してください。
- 新しく見つかった不具合は何か
- 追加作業を行わなければどうなるのか
- 追加料金はいくらか
- 最初の見積もりを含む支払総額はいくらか
- 追加作業を断ることができるか
ケース6|広告の最低料金だけを案内された
電話では「数千円から対応できます」と案内されたものの、訪問後に基本料金、作業料金、器具使用料、出張費、時間外料金などが加算され、高額になるケースです。
広告に「○○円から」と記載されている場合、その金額は最も軽い作業だけに適用される最低料金の可能性があります。
電話で症状を伝える際は、最低料金だけでなく、同様の症状で一般的にかかる料金の範囲や、別途必要になる費用について質問しましょう。
ぼったくり業者に
よく見られる特徴
高額請求を行う業者には、依頼前や作業前の対応に共通する傾向が見られることがあります。次の項目に複数当てはまる場合は、すぐに契約せず慎重に判断してください。
- 極端に安い最低料金だけを大きく表示している
- 電話で料金の目安や追加費用を説明しない
- 会社名や運営会社、所在地が分かりにくい
- 作業前に総額の修理費を提示しない
- 支払総額を明確に伝えない
- 質問しても具体的な説明をしない
- 契約や作業開始を急がせる
- 必要以上に不安をあおる
- 依頼した場所以外の交換や工事を次々にすすめる
- 追加作業の前に再見積もりを行わない
- 作業後に初めて料金を伝える
これらの特徴が一つあるだけで、必ず悪質な業者とは限りません。現場を確認しなければ料金を確定できないことや、緊急性の高い修理が必要になることもあります。
ただし、料金や作業内容について質問しても曖昧な回答しかなく、見積書を出さないまま契約を迫られる場合は注意が必要です。
「今すぐ修理しないと危険」と不安をあおる
水漏れや配管破損など、実際に早急な対応が必要なケースはあります。しかし、「今日中に交換しなければ家中が水浸しになる」「今決めなければ料金が高くなる」などと、必要以上に不安をあおる業者には注意してください。
緊急性があると言われた場合は、どの部分にどのような危険があるのか、止水などの応急処置で時間を確保できないかを確認しましょう。
見積書へ「一式」としか記載されていない
見積書に「修理工事一式」「排水作業一式」とだけ記載され、作業費や部品代の内訳が分からない場合は、内容を詳しく確認してください。
すべての項目を細かく分けられない作業もありますが、少なくとも、何を行うのか、どの部品を使用するのか、追加料金が発生する条件について説明を受けることが大切です。
見積もり後に断れないような説明をする
作業前の見積もりを確認し、料金や内容に納得できない場合は、作業を依頼しない選択ができます。ただし、出張費や点検費、キャンセル料が設定されている場合は、その費用が発生することがあります。
問い合わせの段階で、見積もり後に断れるか、修理をしなかった場合にどのような費用がかかるかを確認しておきましょう。
安心できる水道修理業者は、作業前に原因・修理方法・料金・追加費用の条件を説明し、お客様が納得したことを確認してから作業を開始します。
水道修理の料金相場と
見積もりの確認ポイント
水道修理の高額請求を防ぐためには、依頼前におおよその料金相場を知っておくことが大切です。
ただし、水道修理の料金は、症状の程度、つまりや水漏れの発生場所、使用する器具、交換部品、作業時間などによって変わります。同じ「トイレつまり」でも、軽度の紙つまりと便器内部へ異物を落とした場合では、必要な作業と料金が異なります。
そのため、広告に掲載されている最低料金だけで判断するのではなく、現場確認後に提示される作業内容と支払総額を確認してください。
| 主な作業内容 | 一般的な料金の目安 | 料金が変わる主な要因 |
|---|---|---|
| 軽度のトイレつまり除去 | 10,000円~20,000円程度 | つまりの原因、使用器具、作業時間 |
| キッチン・洗面所・浴室の排水つまり | 8,000円~20,000円程度 | つまりの位置、汚れの程度、排水管の長さ |
| 蛇口の水漏れ修理 | 3,300円~22,000円程度 | パッキン・カートリッジ交換、蛇口の種類 |
| 蛇口本体の交換 | 10,000円~20,000円程度+商品代 | 蛇口本体の価格、設置状況、追加部品 |
| 便器の脱着作業 | 33,000円~66,000円程度 | 便器の種類、異物の位置、部品交換の有無 |
| 排水管の高圧洗浄 | 35,000円~100,000円程度 | 洗浄範囲、配管の長さ、つまりの程度 |
※上記は一般的な目安です。実際の料金は現場状況、作業内容、部品代、出張費、時間外料金などによって異なります。正式な料金は、作業前の見積書で確認してください。
広告の「基本料金」と修理費用の総額は違う
広告に記載されている「基本料金」は、実際に支払う修理費用の一部だけを示している場合があります。
例えば、基本料金とは別に、作業料金、器具使用料、部品代、出張費、点検費、時間外料金などが必要になることがあります。
「基本料金980円」と表示されていても、最終的な支払額が980円になるとは限りません。依頼前や作業開始前に、次の費用が含まれているか確認しましょう。
- 基本料金
- 出張費
- 点検費
- 作業料金
- 器具使用料
- 部品代・商品代
- 廃材処分費
- 夜間・早朝・休日料金
- 消費税
依頼前には、最低料金ではなく、一般的な作業で想定される総額と、別途必要になる可能性がある費用を確認してください。
相場より高い見積もりがすべてぼったくりとは限らない
料金相場より高い見積もりを提示されたからといって、必ずしも不当な請求とは限りません。
便器の取り外しが必要な異物つまり、長い排水管の高圧洗浄、床や壁を開口する漏水修理、夜間の緊急対応などは、作業時間や難易度が上がるため料金も高くなることがあります。
重要なのは、高い金額になった理由について、具体的で納得できる説明があるかどうかです。
- 原因を確認したうえで作業方法が選ばれているか
- 使用する器具や交換部品が明確か
- 作業範囲と作業時間が説明されているか
- 修理以外の方法がない理由を説明しているか
- 追加料金が発生する条件が明確か
複数の作業方法がある場合は違いを確認する
水道トラブルによっては、複数の修理方法から選べる場合があります。
例えば排水つまりでは、排水トラップの清掃、ローポンプ、高圧ポンプ、ワイヤー作業、高圧洗浄など、つまりの位置や程度に応じて使用する方法が異なります。
高額な作業を提案された場合は、ほかの方法では改善できない理由や、それぞれの作業にかかる料金を確認しましょう。
見積書で確認したい
7つの項目
水道修理を依頼するときは、口頭の説明だけではなく、できる限り書面の見積書を確認してください。
見積書があれば、作業内容や料金を落ち着いて確認できるだけでなく、作業後に請求内容が変わった場合にも比較しやすくなります。
1.作業内容
どの場所へ、どのような作業を行うのか確認します。「つまり除去一式」だけではなく、ローポンプ、高圧洗浄、便器脱着など、具体的な作業方法が記載されているか確認しましょう。
2.作業料金
作業そのものにかかる料金を確認します。複数の作業を行う場合は、それぞれの料金が分かれているか確認してください。
3.部品代・商品代
パッキン、カートリッジ、排水部品、蛇口、便器などを交換する場合は、使用する部品や商品の名称と価格を確認します。
メーカー名や品番が分かる場合は、見積書へ記載してもらうと内容を確認しやすくなります。
4.出張費・点検費
修理を依頼しなかった場合でも、出張費や点検費がかかる業者があります。見積もり後に断った場合、どの費用が発生するのか事前に確認しましょう。
5.追加料金が発生する条件
作業中に別の不具合が見つかった場合や、当初の方法では改善しなかった場合に、追加料金が発生することがあります。
追加作業が必要になったときは、勝手に作業を進めず、再度見積もりを提示してもらえるか確認してください。
6.消費税を含む支払総額
項目ごとの料金だけではなく、消費税を含めた最終的な支払総額を確認します。
「別途」「状況により追加」「一式」などの曖昧な記載がある場合は、何にいくらかかるのか説明を求めましょう。
7.見積もりの有効期限と保証内容
設備交換など、後日作業を行う場合は、見積もりの有効期限を確認します。また、修理後の保証や不具合が発生した場合の対応についても確認しておくと安心です。
見積書に分からない項目がある場合は、作業開始前に質問してください。説明を受けても納得できない場合は、その場で契約する必要はありません。
安心して依頼できる
水道修理業者の選び方
水道修理業者を選ぶ際は、広告に掲載された料金の安さだけではなく、会社情報、見積もり方法、施工実績、説明の丁寧さなどを総合的に確認することが大切です。
会社名・所在地・連絡先が明確に掲載されている
ホームページに会社名、運営会社、所在地、電話番号などが掲載されているか確認しましょう。
受付窓口の名称だけが記載され、実際に修理を行う会社や所在地が分かりにくい場合は、訪問する事業者名も確認してください。
作業前に見積書を提示してくれる
現場を確認したうえで、作業内容と料金を説明し、作業開始前に見積書を提示する業者を選びましょう。
料金の説明を求めても「やってみないと分かりません」とだけ回答し、見積もりを出さずに作業を始めようとする場合は注意が必要です。
追加作業の前に再見積もりを行う
追加作業が必要になった場合に、理由と料金を説明し、お客様の了承を得てから進める業者であるか確認してください。
最初の見積もりを超える作業を、承諾なく追加しないことが重要です。
施工事例や対応内容を確認できる
トイレつまり、蛇口水漏れ、排水管洗浄などの施工事例が掲載されていると、どのような修理へ対応している会社か確認しやすくなります。
施工事例を見る際は、写真だけでなく、症状、原因、作業内容などが具体的に説明されているか確認しましょう。
質問に対して具体的に説明してくれる
安心して依頼できる業者は、「なぜこの作業が必要なのか」「修理と交換のどちらが適切なのか」といった質問へ、できる限り分かりやすく説明します。
専門用語だけで説明したり、質問を避けたりせず、納得できるまで回答してくれるか確認してください。
見積もり後に検討する時間を与えてくれる
緊急性がない工事や設備交換について、契約を急がせず、家族やほかの業者へ相談する時間を与えてくれる業者は信頼しやすいでしょう。
一方で、「今すぐ契約すれば安くなる」「今日決めなければ危険」と即決を迫られた場合は、いったん依頼を見送ることも検討してください。
適正な料金だけでなく、作業前の説明、書面の見積もり、追加料金への対応まで確認することが、安心できる業者選びにつながります。
高額な見積もりを
提示されたときの対処方法
想定していたより高額な見積もりを提示されても、作業開始前であれば、その場ですぐに契約する必要はありません。
水漏れやつまりで焦っている場合でも、料金や作業内容に納得できないまま依頼すると、修理後のトラブルにつながる可能性があります。まずは落ち着いて、見積もりの内容を確認しましょう。
作業を始める前に一度止めてもらう
見積金額に疑問がある場合は、「内容を確認してから決めます」と伝え、作業を始める前に一度止めてもらいましょう。
業者が訪問していても、見積もりへ同意する前であれば、必ずその場で修理を依頼しなければならないわけではありません。
ただし、出張費や点検費などが発生する契約になっている場合があります。依頼を断る前に、作業をしなかった場合に必要な費用を確認してください。
作業内容と料金の内訳を確認する
見積書に記載された作業が、現在起きているトラブルに対して本当に必要なのか説明を求めましょう。
- どこに不具合があるのか
- 何が原因で症状が起きているのか
- どのような作業を行うのか
- 使用する器具や交換部品は何か
- 修理ではなく交換が必要な理由は何か
- 作業をしなかった場合にどのような問題があるのか
説明を聞いても不明な点が残る場合は、理解できるまで質問してください。
見積書や作業箇所を記録する
見積書は持ち帰るか、スマートフォンで撮影して保管しましょう。作業前の設備や水漏れ箇所、つまりが起きている場所も、可能であれば写真や動画で記録しておくと安心です。
業者とのやり取りについても、説明された内容、担当者名、訪問日時などをメモしておくと、後から内容を確認しやすくなります。
緊急性が低い場合は他社にも相談する
水を止められており、すぐに大掛かりな工事を行わなくても被害が広がらない場合は、別の水道修理業者へ相談する方法もあります。
複数の見積もりを比較すると、作業内容や料金が適切か判断しやすくなります。ただし、金額だけでなく、説明内容や追加料金の条件も合わせて比較してください。
水が止まらない場合は一時的に止水し冷静に考える
急な水漏れ・つまりの際は、まず冷静に考える事が一番大事ですので、止水できる場合は一旦お水を止めましょう。
蛇口やトイレから水が止まらない場合は、設備付近の止水栓を閉めることで、一時的に水を止められることがあります。
個別の止水栓で止められない場合は、水道メーター付近にある住宅全体の元栓を閉める方法もあります。
止水栓が固くて動かない場合や、水が電気設備の近くまで広がっている場合は、無理に作業せず安全を優先してください。
高額な見積もりを提示されたときは、作業を始める前に内容と支払総額を確認し、納得できなければ即決しないことが大切です。
すでに高額請求を
受けてしまった場合
すでに作業が完了し、高額な料金を請求された場合は、まず契約内容や事前説明と請求内容が一致しているか確認してください。
請求金額に納得できない場合でも、業者とのやり取りを感情的に進めるのではなく、証拠となる資料を整理し、説明を求めることが大切です。
見積書・契約書・請求書を保管する
業者から受け取った見積書、契約書、作業同意書、請求書、領収書などは捨てずに保管してください。
書面が交付されていない場合は、その事実も含めて、いつ、誰から、どのような説明を受けたかを時系列で記録しましょう。
広告やホームページの料金表示を保存する
依頼のきっかけとなった広告やホームページに料金が掲載されていた場合は、スクリーンショットなどで保存してください。
広告で案内されていた内容と、実際の請求内容が大きく異なる場合、後から状況を説明するための資料になります。
作業前後の写真や部品を確認する
修理箇所の作業前後の写真がある場合は保管してください。交換した部品についても、可能であれば古い部品を見せてもらい、どこが故障していたのか説明を求めましょう。
すでに業者が持ち帰っている場合は、使用した部品名や品番、交換が必要だった理由を確認してください。
業者へ請求内容の説明を求める
請求金額に疑問がある場合は、作業内容、料金の内訳、追加料金が発生した理由について説明を求めましょう。
電話だけではなく、メールや問い合わせフォームなど記録が残る方法で連絡すると、やり取りを後から確認しやすくなります。
解決しない場合は公的な相談窓口へ相談する
業者へ説明を求めても解決しない場合や、契約を強く迫られた場合は、消費生活に関する公的な相談窓口へ相談する方法があります。
相談する際は、見積書、請求書、領収書、広告の記録、写真、業者とのやり取りなど、手元にある資料を準備してください。
契約を取り消せるか、返金を求められるかは、契約方法、作業内容、事前説明の有無などによって異なります。自己判断だけで進めず、できるだけ早めに相談しましょう。
- 見積書・契約書・請求書・領収書を保管する
- 作業前後の写真や動画を保存する
- 広告やホームページの料金表示を保存する
- 業者名・担当者名・電話番号を記録する
- 説明された内容を時系列でメモする
- メールやメッセージの履歴を削除しない
トラブルが起きた場合は、資料を捨てずに保管し、できるだけ早い段階で専門の相談窓口へ確認してください。
水道局指定工事店なら
必ず安心とは限らない
水道修理業者のホームページや広告では、「水道局指定工事店」という表記を見かけることがあります。
一般に指定給水装置工事事業者とは、給水装置工事を適切に行うための一定の要件を満たし、各自治体の水道事業者から指定を受けた事業者です。
指定を受けていることは、業者選びにおける確認材料の一つになります。ただし、指定工事店であることだけで、料金の安さ、見積もりの分かりやすさ、接客対応などが保証されるわけではありません。
指定工事店は料金を保証する制度ではない
指定給水装置工事事業者の制度は、給水装置工事を行うための技術者や設備などについて定められた要件を確認するものです。
修理料金を一律に決めたり、安い料金を保証したりする制度ではありません。そのため、同じ作業でも業者によって見積金額が異なることがあります。
指定番号や指定を受けた自治体を確認する
「指定工事店」と記載されていても、どの自治体から指定を受けているのか分かりにくい場合があります。
必要に応じて、指定を受けた自治体名や指定番号を確認してください。会社名と指定を受けている事業者名が一致しているかも確認材料になります。
指定の有無とあわせて確認したい項目
- 作業前に書面の見積もりがあるか
- 料金表や追加料金の説明が分かりやすいか
- 会社名・所在地・連絡先が明確か
- 施工実績や修理内容が公開されているか
- 質問に対して具体的に説明してくれるか
- 見積もり後に断れるか
- 追加作業の前に再見積もりがあるか
水道局指定工事店であるかに加えて、作業前の見積もりと説明の丁寧さを確認することが重要です。
水道修理緊急センターが
お約束していること
水道修理緊急センターでは、お客様が作業内容や料金に不安を感じたまま修理を進めることがないよう、現場確認後の説明と作業前のお見積もりを大切にしています。
作業前に修理内容と料金をご説明します
現場でトラブルの原因を確認したうえで、必要な作業方法と料金をご案内します。
料金を説明しないまま作業を始めたり、作業完了後に初めて支払金額をお伝えしたりすることはありません。
ご納得いただいてから作業を開始します
見積内容をご確認いただき、作業方法と料金にご納得いただいてから修理を開始します。
内容にご納得いただけない場合は、作業開始前にお断りいただけます。
修理できる場合は交換だけを前提にしません
部品交換やつまり除去などの修理で改善できる場合は、最初から設備全体の交換だけを前提にせず、状態に合った方法をご提案します。
設備の劣化や部品供給の終了などにより交換が必要な場合は、その理由をご説明します。
追加作業は事前にご相談します
作業中に別の不具合が見つかり、追加作業が必要になった場合は、その理由、作業内容、追加料金をご説明します。
お客様のご了承をいただかないまま、見積もりにない作業を追加することはありません。
作業後に修理結果をご確認いただきます
修理完了後は、水漏れが止まっているか、つまりが改善しているか、設備が正常に使用できるかを確認します。
可能な場合は、お客様にも修理箇所や通水状況をご確認いただいたうえで、作業を完了します。
料金と作業内容を分かりやすくお伝えし、お客様にご納得いただいてから作業を進めます。
□ 作業前に総額の説明があった
□ 支払総額を再確認した
□ 追加料金の条件を聞いた
□ 修理内容を理解できた
□ 会社所在地を確認した
□ 口コミや施工実績を見た
□ 納得してから契約した
よくある質問
水道修理のぼったくりや高額請求、見積もりについて、よくいただくご質問をまとめました。

水道修理の見積もりだけでも依頼できますか?
はい、お見積もりのみでもご相談いただけます。現場でトラブルの原因を確認し、必要な作業内容と料金をご案内します。内容をご確認いただき、ご納得いただいてから作業を開始します。
見積もり後に修理を断ることはできますか?
はい。作業開始前であればお断りいただけます。ただし、業者によっては出張費や点検費、キャンセル料が発生する場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
「基本料金980円」などの広告料金だけで修理できますか?
広告の金額は最低料金のみを表示している場合があります。実際には作業料金や部品代などが加算されるケースもあるため、作業前に総額を確認することが大切です。
トイレつまりは必ず便器交換になりますか?
いいえ、すべてのトイレつまりで便器交換が必要になるわけではありません。トイレットペーパーによる軽度のつまりであれば、ローポンプなどで改善する場合があります。また、尿石や汚れの蓄積が原因の場合は、管内を清掃する管ツール作業を併用することで改善できるケースもあります。一方、異物が便器の奥まで入り込んでいる場合は、便器の取り外しが必要になることがあります。
排水つまりには必ず高圧洗浄が必要ですか?
つまりの原因によって異なります。ローポンプや管ツール作業などで改善できる場合もあり、すべてのケースで高圧洗浄が必要になるわけではありません。
水道局指定工事店なら安心ですか?
指定工事店であることは判断材料の一つですが、それだけで料金や対応まで保証されるわけではありません。見積書や追加料金についても確認しましょう。
水道修理緊急センターでは作業前に料金を確認できますか?
はい。現場確認後に修理内容と料金をご説明し、ご納得いただいてから作業を開始しています。
水道修理で後悔しないために
水回りのトラブルは突然発生するため、「早く直したい」という気持ちから、十分な確認をしないまま業者へ依頼してしまうことがあります。
しかし、作業前に見積もりや料金の内訳を確認し、修理内容について納得してから依頼することで、多くのトラブルは防ぐことができます。
広告に掲載されている最低料金だけで判断するのではなく、見積書の内容や追加料金の有無、作業方法について分かりやすく説明してくれるかを確認し、安心して任せられる水道修理業者を選ぶことが大切です。
水道修理緊急センターでは、現場でトラブルの原因を確認したうえで、修理内容と料金をご説明し、ご納得いただいてから作業を開始しています。トイレつまりや水漏れ、キッチン・お風呂・洗面所・屋外排水など、水回りのトラブルでお困りの際は、お気軽にご相談ください。